HTML5プロフェッショナル認定試験レベル2 例題解説
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2.10 レベル2 に関する総合問題
- 例題10.1「2.2.5 History API」「2.5.1 Web Storage」「2.5.3 File API」「2.7.1 Geolocation API」
- レベル2の出題範囲「2.2.5 History API」「2.5.1 Web Storage」「2.5.3 File API」「2.7.1 Geolocation API」からの出題です。
ローカル資源にアクセスするAPIとユーザの許可について正しい記述を全て選択しなさい。 -
- WebStorage APIでローカルに保存しているLocalStorageにアクセスするには、ユーザの許可が必要である。
- File APIでローカルにあるファイルパスを指定して開く時は、ユーザの許可が必要である。
- History APIでブラウザの閲覧履歴を見る場合には、ユーザの許可が必要である。
- Geolocation APIでデバイスの位置情報を取得しようとするときには、ユーザの許可が必要である。
※この例題は実際のHTML5プロフェッショナル認定試験とは異なります。
答えはこちら
- 答え D
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LocalStorage、History APIへのアクセスにはユーザの許可は不要です。
File APIには、ファイルパスを指定してファイルを開く、というメソッドは存在しません。あくまでもユーザによってファイルを指定してもらわねばなりません。その際もファイル名のみ取得でき、ファイルパスは取得できません。
Geolocation APIを使用した場合には、ユーザに許可を求めるインターフェースが呼ばれ、ユーザが明示的に許可しない限り位置情報を取得することはできません。
出題範囲の詳細
2.2.5 History API
2.5.1 Web Storage
2.5.3 File API
2.7.1 Geolocation API
例題解説の提供:
LPI-Japanプラチナスポンサー NECソリューションイノベータ株式会社
武藤 周 氏