HTML5プロフェッショナル
認定試験 レベル1 認定者
イチさん(仮名)
今回は、社会人3年目でお客様からのフロント周りの修正依頼の対応を任されるようになってきたイチさん(仮名)にお話を伺いました。
もともと学生の頃は電子電気系について研究していてWEB技術に触れたのは社会人になってからだそうですが、現場の仕事に携わるようになり必要性を感じて認定取得をされたそうです。
HTML5プロフェッショナル認定のレベル1を取得しました。現場に配属された2年目(2023年)の7月か8月ごろだったと思います。
一番の理由は、会社の報奨金対象の資格にHTML5プロフェッショナル認定が指定されていたことです。 当初は国家試験でもある「ウェブデザイン技能検定」を受験しようと思っていたのですが、どうせWEB/HTML周りの技術を勉強するのであれば、HTML5プロフェッショナル認定レベル1の内容的に近いだろうと考えて、チャレンジすることにしました。
オンラインサービスのフロント部分に関する問い合わせ窓口でのお客様への対応業務についているのですが、お客様からの相談内容がフロント側で対処できることなのか、プログラム側での対応が必要なのかの切り分けの判断ができるようになったのが一番です。
それと、働き始めるまではWEB関連の技術は全く知らなかったので現場に出た頃は先輩やお客様から言われていることでわからない言葉もあったのですが、わからない言葉もだいぶ減って理解できるようなったな、と感じられるようにもなりました。
質問をしなくても済むことが増えたので、業務全体でも早くなったのではと思っています。
他の試験実施団体と比べて、LPI-Japanは認定試験の改善に積極的なのかな、と思いました。
私は入社してからの2年間で20個くらいの試験を受けてきましたが、他の試験はどちらかというと受験したらしっぱなしで、主催団体からコンタクトがあるようなことはなかったと思います。
一方でLPI-Japanは今回のインタビューもそうですが、受験後にもコンタクトしてきて話を聞こうとするので、試験の改善に前向きなのかなと思っています。
一番のメリットは、スキルの保有を客観的に証明してくれることだと思います。会社での面談の中で自分のスキルの話をすることがあるのですが、その時に「〇〇ができます」というよりも「◯◯の認定資格を持っています」という方に説得力が断然あります。
学習はHTML5プロフェッショナル認定レベル1の認定教材の書籍を使って勉強しました。あと、認定書籍ではないのですがHTMLやCSSについて解説している書籍を購入しました。
ただ書籍を読んでいるだけだと入力した文字列の効果がよくわからない、覚えているだけで使いこなせないってことになると意味がないので、コードを実際にメモ帳に書いてみてそれをブラウザに読み込ませて確認をしていったという感じで書籍を読み進めていきましたね。
勉強の期間はおそらく3週間から1ヶ月くらいだったように思います。
結論から言うと、ありませんでした。というのも、基本は「書籍+手を動かす」で学習を進めたので特に必要性を感じなかったからです。
動画も見ませんでした。いいお話ができず恐縮です。
技術についてのインプットは動画であれ書籍からのテキストであれあまりこだわりはなく、如何に早く習得できるかにフォーカスしていました。
自分のキャリアとしては、現在のフロントエンド寄りの技術だけでなくサーバーなどのバックエンドの技術の方にも興味があるので、そちらの方の技術の習得もしていきたいと思っています。自分の周りの人たちもパブリッククラウド関連の技術には興味を持っていて勉強している人もいるので、そういったところも興味がありますね。
認定を取得することは自分の実力を客観的に示してくれるものになるので、社内で話をする時でも社外で話をする時でも役に立ってくれます。
それと、この認定取得のための勉強を通じて感じたのは、学生の頃に何気なく触ってきたWEBサービスの仕組みを理解することができるようになったということです。HTMLやプロトコル、通信にA P Iの基礎などさまざまなことを学習できたので、今まで何だかわからないものが分かるようになってきたと思います。
サービスを利用する側から提供する側に立場が変わった時に仕組みを理解できているかは重要だと思います。HTML5プロフェッショナル認定のレベル1は内容自体それほど難しいものでもないので、気軽な感じでチャレンジしてもらっていいのかな、って思います。
このインタビューは2024年4月に行いました。
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