認定概要
JavaScriptなどの最新のマークアップを使ってシステム間連携や最新の
マルチメディア技術に対応したWebアプリケーションや動的Webコンテンツの開発・設計ができる。
認定正式名(和名):HTML5プロフェッショナル認定 レベル2
認定正式名(英名):HTML5 Professional Certification Level.2
認定名の略称(和名):HTML5(JavaScript) レベル2
認定名の略称(英名):HTML5(JavaScript) Level.2
この認定の取得を通じて、下記のスキルと知識を持つ
Webプロフェッショナルであることを証明できます。
- 動的に動作させて高いユーザビリティを実現するリッチユーザインターフェイスアプリケーションを作成することができる。
- マルチデバイスに対応し高パフォーマンスで動作する動的コンテンツを作成することができる。
- システム間連携を行いリアルタイムな情報を提供するアプリケーションを開発することができる。
- スマートフォンなどでネイティブアプリに近い機能を組み込んだ先端のWebアプリケーションを開発することができる。
(具体的には、ServiceWorkersやWeb Bluetoothといった最新のAPIを使って、これまでのWebから一歩進んだ機能を組み込んだり、ハイブリッドアプリケーション開発などができるスキル) - APIのセキュリティモデルを理解したうえで開発することができる。
(具体的には、同一オリジン制約、Mixed Content、SecureContentsを理解しているか)
対象職種
プロフェッショナルな資格ですが、
デザイン・Web・開発に関わる幅広い職種を対象としています。
- Webデザイナー
- グラフィック
デザイナー - フロントエンド
プログラマー - HTMLコーダー
- Webディレクター
- Webシステム
開発者 - スマートフォン
アプリ開発者 - サーバサイド
エンジニア
試験概要
- 試験名
- 試験正式名(和名):HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2
試験正式名(英名):HTML5 Professional Certification Level.2 Exam
試験名の略称(和名):HTML5(JavaScript) レベル2試験
試験名の略称(英名):HTML5(JavaScript) Level.2 Exam
- 試験問題数
- 40~45問
- 受験料
- ¥16,500(税込)
- 試験実施方式
- 試験方式はコンピュータベーストテスト(CBT)です。
マウスによる選択方式がほとんどですが、キーボード入力問題も多少出題されます。
CBTの詳細は、試験配信会社(テストセンター)「ピアソンVUE」までお問い合わせください。実技や面接はありません。
また、「受験のお申込み」もご確認ください。
※ 団体受験用にペーパーテスト(PBT)も実施します。(20試験以上)
※1人ずつが同日に2試験受験される場合は10名からでも実施可能です。
ペーパーテストに関する詳細は、LPI-Japan事務局(info@lpi.or.jp)までお問い合わせください。
- 日時・会場
- 受験会場は、全国各地の試験センターでの受験か、自宅や職場からのオンライン受験(OnVUE受験)のどちらかを選ぶことができます。
日時は基本的にはご都合の良い日時をお選びいただけますが、テストセンター受験とOnVUE受験のいずれにおいても予約の空き状況次第となりますので、ご注意ください。
なお、OnVUE受験の場合は受験環境の確認などが必要となりますので、あらかじめ準備内容をご確認ください。
- 合否結果
- テストセンターで受験をした場合は、全ての問題を回答し終えて「テスト終了」ボタンを押すとその場でテスト結果が表示されます。
オンライン試験(OnVUE試験)で受験した場合は、試験終了後に受験者ご自身のピアソンVUEのページにログインすることで確認できます。
※ ペーパーテスト(PBT)の場合には、数週間後に郵送などの方法で結果をお知らせします。
- 学習期間目安
- HTML5 レベル1の認定取得を前提。一般的な学習期間の目安としては、半年~1年程度です。
- 出題範囲
- レベル2 出題範囲
- 認定条件
- HTML5 レベル2試験に合格し、かつ有意なHTML5レベル1認定を保有していること。
- 認定の有意性の期限
- 5年間
※「有意性の期限」についてはこちらをご確認ください。
資格体系
レベル2では、レベル1よりも高いレベルのマークアップと、
新たにJavaScriptのスキル習得が加わります。
オフラインでの仕様、マルチメディアコンテンツ対応についても高い技術が求められます。
- HTML/HTML5マークアップ
- HTML5に関するタグの用途、構造の組み立て方に関する技術
- グラフィックス
- JavaScriptやCSSなどを用いて、動的にグラフィックスを生成したりアニメーションを実現したりする技術
- レスポンシブWebデザイン
- 一つのソースで、スマートフォンなどの様々なデバイスの画面サイズに対応させるための技術
- 通信・デバイスアクセス系API
- JavaScriptからクラウドと通信をして情報の送受信を行ったり、センサーなどのデバイスにアクセスしたりする技術
- JavaScriptプログラミング
- JavaScriptを使って、動的なWebコンテンツを作成する技術
- マルチメディア
- 3D・動画・音声ファイルなどのマルチメディアコンテンツの表示・再生に関する技術
- ユーザビリティ
- JavaScriptやCSSなどを用いて、デザイン仕様に沿った見やすい表示や操作しやすいコンテンツを作成するための技術
- パフォーマンス
- ストレージや並列処理を使ってコンテンツを効率よく高速に動作させたり、オフラインでも動作する仕組みを作るための技術
ITSSにおける位置づけ
HTML5レベル2は、ITSSのスキル熟達度と資格を対応づけている「ITSSのキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ」の 【アプリケーションスペシャリスト】と【ソフトウェアディベロップメント】の二分野において【レベル3】として位置付けられています。
※ITSS(ITスキル標準)とは?
情報処理推進機構が作成しているITスキル標準(ITSS)は各種IT関連サービスの提供に必要とされる能力を明確化した指標です。多くの企業において人材育成の指標として活用されています。
認定を取得したら
「HTML5 レベル1試験」と「HTML5 レベル2試験」に合格すると
「HTML5プロフェッショナル認定 レベル2」に認定されます。
認定証・認定カード
認定証・認定カードは、一般社団法人EDUCOが認定し発行します。受験後、約3週間でお手元に届きます。
※4週間経っても届かない場合は、LPI-Japan事務局までご連絡ください。
認定者ロゴ
「HTML5プロフェッショナル認定 レベル2」に認定された方のみ名刺等にご利用できます。
下記からダウンロードできます。
文字で使用する場合は以下の表示名を使用してください
「HTML5プロフェッショナル認定 レベル2」
認定プロフェッショナル
または
「HTML5レベル2」認定プロフェッショナル
ロゴマークの使用例
*LinkedInのプロフィールで認定取得をアピールする方法はこちら。
有意性の期限(再認定ポリシー)
有効期限はありませんが、「有意性の期限(再認定ポリシー)」があります。有意性を維持するためには「認定日から5年以内」に「HTML5 レベル2試験」の再受験と再合格が必要です。詳しくはこちらをご覧ください。